000723 子供の聴覚

 最近重大なことに気がついた。私の子供の聴覚には少し問題がある。昨日久しぶりに夫婦で

「たまには二人で飲もうか」

と、いい感じになっていたのだ。私は冷蔵庫からいつもの「青リンゴ(公開講座でいただいたものです、どうも)」をいそいそ出してきて、ニョウボはニョウボで、ポテチの袋を開けようとしていたときだった。

「ぱり」

ポテチの袋が小さな音を立てた瞬間、さっきまで自分の部屋で寝ていたはずの長女(6才)が

「なんか呼んだ?」と寝ぼけ眼で起きてきた。

「大丈夫。なんでもないから」と急いで袋を隠す。と、さっきまで自分の部屋で寝ていたはずの長男(1才)が

「パパ、アイス?」と起きてくる。

この人たちは、肝心なことはいっこうに耳に入らない人たちなのだ。「信号守れ」「9時に寝ろ」「バーミヤンのドリンクバーは、おかわり一回だけ」... どんな重要な内容でも、一切耳に入らない人たちなのだ。耳がある種の選択を自動的にこなしているとしか考えられない。なぜこんなことになったのか。

その理由はわからない。でもわかることが1つだけある。それは...

「やっぱり今日はやめよう」 

大西家には、新婚の甘い生活は2度と帰ってこない、ということなのだ。