秋に受けた手術の後遺症かもしれない。体が不具合な訳ではない。 気持ちの有り様が、だ。
「このまま眠ったら起きないかもな」
そんなことは生まれてこの方思ったことはなかったが、手術台でガスを吸いながらそんなことを考えていた。まぁたいした手術でもなかったから、そんな大袈裟なことを考える必要もなかったのだが。意識が消える前、深く吐いた息が吸い込めなくなった。「あれ」と思って、右手人差し指を動かしてみると. . . 動く。「これは困ったな。息が吸えないのに」. . . 暗転。時間にしてコンマ何秒だっただろう。だが他動的に意識を無くす経験は、自分を揺るぎなく支えてきた信念---自分は未来永劫生き続けるのだという信念---を揺るがすのには十分だ。
後遺症とは、それを気に病むようになった、ということではない。逆だ。「どうせいつか死ぬ のなら」という心持ちだ。いつか本当に息が吸えなくなる。そして本当に目覚めない日が来る。その時に後悔しないように毎日を... あれっ?小学校の道徳の時間のようになってきた... ... ... .... ... ,,,
<以下復旧できませんでした>